Postfixを勉強したときのこと » 履歴 » リビジョン 4
リビジョン 3 (sylow castle, 2019/04/20 12:19) → リビジョン 4/5 (sylow castle, 2019/04/20 12:19)
# Postfixを勉強したときのこと ## 概要 Postfixの入門解説資料。 mydestinetionやリレーの設定が分かる・調べられるようにするのが目標。 他の解説ページも使うの推奨。特に「Postfixのぺーじ」が良いと思う。 ### 前準備 CentOS 6、7なら標準で入って稼働しています。特にインストール作業などは不要です。 まずは以下のファイルを抑える。 | ファイル名 | 役割 | | - | - | | /var/log/maillog | ログファイル | | /etc/postfix/main.cf | メインの設定ファイル | | /etc/aliases | ユーザー名のエイリアス | | /usr/share/doc/postfix-2.10.1 | Postfix付属のドキュメント類。当然英語 | 動作を見るときは`tail -f`でログファイルを監視しましょう。 簡単な歴史も抑えましょう、postfixより前の世代のメールサーバソフトとしてsendmailというものがありました。 大いに流行ったらしいので、postfixはsendmailと互換性を持つように作られています。「よくわからないなぁ」と思う部分があったら 「たぶん、sendmailの影響だろう」と思って納得してください。 ### ログの見方 以下はログの実例 ``` Mar 24 03:05:03 hostname postfix/pickup[17871]: 56060D2814C: uid=0 from=<root> Mar 24 03:05:03 hostname postfix/cleanup[1054]: 56060D2814C: message-id=<20190323180503.56060D2814C> Mar 24 03:05:03 hostname postfix/qmgr[1406]: 56060D2814C: from=<root@見せられないよ>, size=1445, nrcpt=1 (queue active) Mar 24 03:05:03 hostname postfix/smtp[1060]: 56060D2814C: to=<redmine@見せられないよ>, relay=リレー先サーバ[xxx.xxx.xxx.xxx]:25, delay=0.65, delays=0.31/0.04/0.22/0.08, dsn=2.0.0, status=sent (250 2.0.0 x2NI53NW065825 Message accepted for delivery) Mar 24 03:05:03 hostname postfix/qmgr[1406]: 56060D2814C: removed ``` Postfixは複数のプロセスが連携して動いています。各プロセスが協調するためにキューを使用しています。ですのでキューの情報がとても大事です。 最後の行「potfix/qmgr[1406] removed」があるとうまくいったと思ってください。defferedって見えたら失敗したと思ってください。 問題があると処理されずキューに溜まっていきます。 ### 構造 >  引用元:http://www.wakhok.ac.jp/~kanayama/summer/05/net/node78.html この図を頭に叩き込んでください。 1. pickupとsmtpdがメール送信要求を受け取る 1. clenupからqmgrに伝わり。 1. local配信か他のsmtpサーバに伝えられる というメールを受信してからの処理の流れがまとまっています。masterはこれら複数のプロセスを制御しています。 設定は以下のページを参考に読むといいでしょう。 http://www.postfix-jp.info/trans-2.3/conf/main.cf.jp ### 受信設定 「$myhostname」は頭に$をつけることで設定した内容を後から参照するときに使います。 項目 | 説明 - | - inet_interfaces | メールの受信を行うネットワークインターフェースを指定。動かしたいだけなら「all」と入れる myhostname | 自分のホスト名、hostnameコマンドで得られるものが入ると思う mydestination | 自分が最終目的地と判断する(ローカルユーザーに配送する)メールドメイン。デフォルトは$myhostnameとかだったかな。<br> user@example.comあてのメールを受けたとき、mydestination=example.comだと「このメールが自分のマシンに受け取るユーザーがいる」と思いローカル配送を試みる。 ### 送信設定 項目 | 説明 - | - myorigin | ローカルユーザーが送信したメールにつけられるドメイン名。デフォルト$myhostname。userというLinuxユーザーがメールを出すとuser@$originという送信元で出される。 ローカルユーザーが送信したメールにつけられるドメイン名。デフォルト$myhostname。 userというLinuxユーザーがメールを出すとuser@$originという送信元で出される relayhost | 受け取ったけど送るユーザーがいないときに、ここで設定されたマシンに対してリレーする ### ローカル配信とエイリアス /etc/aliasesはユーザー名の別名を指定します。例えば「postmaster: root」となっていますが、 postmaster@myhost.example.comを自分のマシンが受け取ったとき、root@myhost.example.comへのメールとして扱います。 /etc/aliasesは編集するだけでは反映されません。編集後 ``` newaliases ``` を打ちましょう。 ## 今後 本当は全然足りないけどこの記事はここまで。次はまたいつかに。 ## 参考 * 5.1.5 Postfixの構造:http://www.wakhok.ac.jp/~kanayama/summer/05/net/node78.html Postfixについて、このページだけでも読んでおくと理解が違う * Postfixのぺーじ:http://www.postfix-jp.info/ マニュアルの日本語訳があるのが嬉しい。 標準設定の例とかで勉強する。 * main.cf日本語訳:http://www.postfix-jp.info/trans-2.3/conf/main.cf.jp 一回読んでおくと吉 * Postfix実用ガイド:https://www.oreilly.co.jp/books/4873111951/ オライリーさんのPostfix解説書。SMTPはこれで学んだ。後ろのほうは全然読んでないから全体は分からない。 * /etc/aliasesについて:https://www.itmedia.co.jp/help/tips/linux/l0349.html